1級・2級 塗装(鋼橋塗装作業)実技試験
こんにちは!イエヌルスタッフの志田です😸
今回は1級·2級塗装(鋼橋塗装作業)実技試験
についてお話したいと思います!
※2級も同じ内容ですが、作業④の膜厚測定のみ免除されています。
【1級 塗装(鋼橋塗装作業)実技試験問題】
作業① 30分/作業② 10分/作業③ 10分/作業④ 10分
の計1時間の試験になります!
他の建築塗装技能検定と同様にトライアルが設けられており、鋼橋塗装技能士に関しては午前中にトライアル、午後から本試験という流れでした。
⚠注意事項⚠
・受験者は試験問題用紙に書いてある【持参するもの】を確認して、忘れ物が無いよう持参する。
持ち物チェックがあり、指定されたものがないと減点です。
※このほかハーネス・研磨布・マスキングテープ12mm幅が必要です!
・作業①のケレン作業では、グラインダーに巻き込まれる可能性がある軍手等の使用は不可です。革手を用意ください。塗装時は軍手でも可です。
他にも注意することが試験問題用紙に記載されているので、しっかり目を通してください!
【作業①】塗膜除去作業 30分
1.添接部以外の旧塗膜をディスクグラインダー(50番)を使い除去する。
50番のサンドディスクはホームセンターに売っていないので、いつもお願いしてる資材屋さんに早めに注文しておきましょう!
ディスクグラインダーには、安全カバーをつけなければいけないので、高さに気を付けてください。安全カバーは薄めの物かサンドディスクを上げるかで工夫してください。
2.添接部の旧塗膜を手工具を使い除去する。
ここが時間がかかります。早めにディスクグラインダー作業を終えましょう。
また、用意する鋲かき等は新品の物がいいです。いつも使用しているものだと刃が劣化してるため、除去スピードが全然違います。
ワイヤブラシでボルト頭のケレンをすると早いです。トライアルに来てない人は、グラインダーで添接部をやっていましたが、おそらく、、、失格です。
3.塗膜除去した部分をワイヤブラシ.研磨布.ダスタばけを使用して清掃する。
研磨紙を使いやすい大きさにカットし、ボルト頭を磨きます。除去作業は台の上に寝かせ、安定用枕木を使用してください。
作業終了後は台の上に立たせておきましょう。
30分の内、10分はディスクグラインダー、20分が添接部のケレンのイメージです。
【作業②】調合 10分
1.支給された塗料を混合し、はけ塗り作業に適する粘度に調整する。
2.希釈率は試験当日に指示される。
計測器があるので、測って硬化剤を入れてください。
シンナーは5%程が適量です。
3.調合が完了したら、検定委員に報告する。
主材、硬化剤、シンナーの量を計測します。
【作業③】塗装 10分
作業②で調合した塗料を使用して、作業①で除去した作業板の全面を均一に塗装する。
1.塗装しない箇所との境界はマスキングテープで養生をし、塗装後除去すること。
2.塗料の塗布量は120g/㎡とする。
板の大きさ0.54㎡なので、65㌘程度を使用する必要があります。
3.塗装作業は台の上にねかせ、安定用枕木を使用する。
4.作業終了後は台の上に立たせておく。
台を立たせるとダレが始まります。
立たせる直前にカラバケで余分な塗料を取るとダレが起きにくいです。
また、ハケは下から上に持っていくと、ダレが起きにくいです。
5.作業開始前と終了後に、塗料容器.はけを指定されたところに持参し計量を受ける。
【作業④】塗装 10分
1.電磁微厚計を校正する。
静岡県ではサンコーの膜厚計を使用しました。
2.試験板に記された測定点1~5の塗膜厚を測定する。
3.測定結果を回答用紙に記録する。
以上で終了となります!
しっかりと文章や図を見て、リラックスして試験を受けてください!
建築塗装とは違い、時間にあまり余裕がないので、トライアルの受講は必須です!
練習は何度かやるべきですね!
是非参考にしてください~💁♀️
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